▼TOWER'S Information
竣工:2007年
所在地:兵庫県加古郡播磨町大中1-1-1
訪問日:2012年5月5日
「兵庫県立考古博物館」 ホームページ http://www.hyogo-koukohaku.jp/
今回ご紹介するのは、加古郡にある兵庫県立考古博物館の展望塔です。館が立つ大中遺跡は、弥生時代後期(約1,900年前)の遺跡であり、貴重な出土品が発見されていることから、播磨では有力なムラであったことが分かっています。現在では、播磨大中古代の村として整備されており、数棟の竪穴住居や当時の植物が復元されています。
塔体のデザインは、高床式倉庫を模してデザインされています。
エレベーターで展望台へ。
ちなみに、博物館に入るには観覧料が掛かりますが、展望台は無料で利用できます。
ちなみに、博物館に入るには観覧料が掛かりますが、展望台は無料で利用できます。
展望台の様子。ガラス張りではないので、写り込みを気にせず撮れるのは嬉しいところ。
まずは、北東の眺望から。眼下には、大中遺跡公園(オポナカムラ)が広がっています。
奥にずら~っと並んでいるのは、県営城ノ宮団地。
奥にずら~っと並んでいるのは、県営城ノ宮団地。
復元された竪穴住居。
続いて東側の眺望。左に見えるのは、高野山真言宗 圓満寺が所有する播磨五重の塔。
平成5年に建てられたものです。
平成5年に建てられたものです。
南側の眺望、播磨臨海工業地帯の工場郡を一望できます。
最後に、北西の眺望。写真中央に見えるのは播磨町郷土資料館で、大中遺跡に関する資料がメイン展示となっています。資料館の横に置かれているのは、かつて土山駅~別府港駅間を結び、1984年に廃止された別府鉄道のディーゼル機関車DC302と、客車ハフ5。現在でも中に入ることが可能です。
以上、兵庫県立考古博物館 展望塔でした。